「運動以前のボディーケア:足」

こんにちは。

動画1作目の「手」は、顔からも近く、基本的に作業スタンバイしているパーツなので、ケアにもすぐ取りかかれる手軽さもあってのことでしょうか。おかげさまで予想以上に多くの方に見て頂いています。
手が柔らかくなった、温かくなった、腱鞘炎が楽になった、首や肩のコリが緩んだ、気持ちが落ち着いた、など嬉しい感想も寄せて頂きました。

今回は「足」です。
ロルフィング®の第2セッションでも足がテーマ。動画では、私の開張足と内反小趾でおつきあい頂いています(笑)。

テレワークで一日の歩数が激減なんて話も聞きます。座りっぱなし、立ち仕事、インドア派、アウトドア派、どんな過ごし方をしている人にも、足のケアは必要なもの。お悩みの多い割には、靴や靴下を履いてると見えないためか、何となく遠い存在。トラブルが気になるだけに、却ってスルーしてしまいがちなのかもしれませんね。

足には26個の骨があって、それぞれの骨があるべき場所にきちんと収まりつつも、ビー玉のように独立して気持ち良く動くスペースがあることで、足がバランスをとる感度が良くなりますし、実は、足指(手指もですが)として見えている部分には筋肉はなくて、曲げ伸ばしする筋肉は脛の奥から伸びています。
こういった細かい構造や仕組みを知るだけでも、イメージが書き換えられて動きがスムーズになったり楽になったりすることはあるのですが、実際に触れることはマッサージ効果に留まらない、無数の情報がインプットされますから、ここは是非実践して頂きたいものです。

これを試してくれた友人達からの感想。
自転車が趣味の友人によると、自転車に乗っていると足裏がずっと硬い靴に固定されて実は結構があまり良くないのだそうですね。足裏やふくらはぎのマッサージはしていたけど足先は盲点だったとのこと。やってみた後、しもやけの治りかけみたいな感覚が足先全体に広がって、翌朝にかつてない足先の軽さを感じたのだそうです。

別の友人は、1週間毎日なんと朝と晩の2回ずつ試してくれたそうです。冷えの解消、巻き爪の改善、足裏がふわふわになる、グラウンディングの感覚が分かるなど良いこと尽くめ!と感想を送ってくれました。

外反母趾・内反小趾や、足裏が硬く張ってしまう、扁平足、浮き指、タコ、魚の目などのトラブルも、靴の外側ばかりがすり減るとか、足音がゴツゴツするとかいうことも、殆どが足の着地の癖から来ています。
もちろん、足のお悩みの元を辿ると他の場所からスタートしていることも少なくないのですが、逆に言えば、足が緩むことで他のお悩みが楽になることもあるわけです。例えば、筋膜のつながりで見ると、足裏→脚の裏側→身体の後ろ側→額までずーっとつながっているので、足が緩んで首の張りが楽になんてこともあるのです。

足の指一本一本から丁寧にほぐしながら、足の癖にも気づいて行けばトラブル改善も期待できます。地に足が着く安心感で呼吸も深くなります。何よりもケアをする目的で自分の身体に触れることは、触れている手にも触れられている足にも働きかけることなので、相乗効果バツグンです。
お風呂上がりに、寝る前にどうぞ試してみてください。

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