ROLFING Presence|ロルフィング® 東京神楽坂

肩の力が抜けないときにーー自律神経に効く簡単セルフケア

woman in black jacket standing on green grass field during daytime

なんとなく、肩が上がっている。
いつもより呼吸が浅い。
そんなふうに感じることはありませんか?

からだがぎゅっと縮こまっているとき、
実は私たちは無意識に「身を守る姿勢」になっています。

ただ、それが長く続いてしまうと
呼吸が浅くなり、身体の感度も鈍ってしまいがちです。

ロルフィングのセッションでも、
リラックスが深まることで足が長くなったり、
肩の位置がふっと変わったりすることは珍しくありません。

わたしたちの身体は、それだけ緊張に敏感なのです。


外に意識が向きすぎて、身体の感覚がわからなくなるとき

心配事や予定の変化、周りの空気に気を張っていると、
つい、意識が「外」に向かいっぱなしになります。

そんなときこそ、自分のからだの存在感が薄れていきます。

「何かしなきゃ」と思うほど、思考がぐるぐる回って、
頭ばかりが疲れてしまう。

私自身も、両親のことで実家に行くことが増えた時期、
スケジュールのやりくりに、さまざまな気遣いや心配が重なることで、
帰ってくると、頭も身体もギシギシしていたことがありました。


だからこそ、身体の感覚に戻る時間で自律神経を整える

がんばることをやめなくてもいい。
でも、ふっと「今ここ」に戻ってくる時間をつくってあげると、
身体は驚くほど素直に応えてくれます。

ここで、私が最近気に入っている
“ちょっとした思いつき”をご紹介します。立っていても座っていてもOK。

💡 肘の内側から息を吸ってみる

  1. 肘の内側(折れ曲がるところ)を見てみてください
  2. そこから空気を吸い込むようなイメージをしてみましょう
  3. すると、肋骨が横に広がって、自然と肩がふわっと下がる感覚があるかもしれません

コツは「うまくやろうとしない」こと。
なんとなく、イメージするだけで大丈夫です。
身体はちゃんと応えてくれます。


身体は、ほんの少しのきっかけで変わり始める

こういった“思いつきワーク”には、明確な正解もゴールもありません。
自分にしっくりくるイメージや感覚を探してみるのも、ちょっとした遊びのようで楽しいものです。

からだに意識が戻ってくると、
こわばっていた思考も、スーッと風が通るようにほどけていきます。

気球みたいにふくらんでいた頭も、元の大きさに戻っていく感覚——
よかったら、試してみてくださいね。

これからも、肩の力をふっと抜くヒントや
セルフケアのアイデアをお届けしていきます。

すこやかな一日をお過ごしください。


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