ロルフィング®10シリーズ
#1〜#3 表層レベルの解放 SLEEVE Sessions
Session 1
呼吸の解放
胸郭と骨盤周りに働きかけて自然な息の出入りを妨げている表層の筋膜の癒着を解放しスペースを拡げます。呼吸そのものが素晴らしいマッサージなので、息が深く入るようになると身体が内側から緩みはじめます。
Session 2
足の目覚め&地面からのサポート
歩行に不可欠な足の内側、外側、横の3つのアーチ、足指や足底に繋がっている膝下の筋肉群にもアプローチしていきます。足にある26個の骨が滑らかに機能し、足を目覚めさせ、バランスセンサーとして機能するように働きかけます。
体重が素直に足裏に降りるようになると、より確かに地面から支えられる感覚も得られます。
Session 3
身体の側面と奥行きを得る
前後のバランスを整えながら、身体の側面も伸ばして奥行きを出します。サイドジッパーを開いてバッグの襠(まち)広げるようなイメージ。更に深い呼吸、独立して動ける自由な腕と足を目指します。
カバーする範囲が広いので変化をダイナミックに感じやすいセッション。
#4〜#7 深層レベルの解放 CORE Sessions
Session 4
骨盤底を支える脚の内側ライン
脚の内側から骨盤底へ向かってラインを整えます。二本の脚を背骨につなげる準備をしつつ、コアの土台となる骨盤底に地面からのサポートを効率よく届けるために足首・膝・骨盤がより水平になるよう働きかけます。
Session 5
腹部の空間と支え
色々な臓器を収めていると同時に様々な感情をしまっている”肚”でもある腹部。この空間を守るように重なり合っている腹筋群の内と外のバランスを整え、背墓年の中心から足につながる大腰筋を解放することで、腹部がよりしなやかで安定した深い空間になります。
Session 6
背骨を解放する
歩くたび波打つように呼応する背骨をゴールとして、尾骨から頸椎までの骨一つ一つが自由に動けるように解放します。セッション5で表側から足を背骨につないだのに対し、背面からアプローチします。自由な歩行と胴体の支えである骨盤の水平性をより高めます。
Session 7
自由な頭
深層レベルの最後。全身のバランスに必要な独立性は頭の自由を獲得することで完成します。コードの束のように重なり頭部を支える頸周りの筋肉の張りを緩めて、頭を捧げ持つような状態に。滑らかに安定して頭が動けるようにします。ロルフィング独特の口と鼻への働きかけは頭の中の空間と外界とをつなげ、呼吸の質も変えます。
#8〜#10 統合 INTEGRATING Sessions
Session8&9
上半身/下半身の統合
これまでは構造を解放することがテーマでしたが、ここからは全身が協調して動けるように機能に注目してまとめる(統合)に入ります。支えや動きの滑らかさの必要性に応じて半身ずつ整えていきます。
Session 10
全身の統合
シリーズ仕上げのセッション。全身のつながりを持って機能するためのチェックと、バランスの調整をします。
自分で気づくチカラとリラックスに戻るチカラを身につけて、シリーズ卒業です。